インターネット業界の最近のブログ記事
2009年4月 9日
めずらしくテレビの話
収益化に苦しむ「GyaO」と「Yahoo!動画」、統合でコスト削減&拡大を狙う
(マイコミジャーナル)
「動画コンテンツ市場はテレビからインターネットへ」
なんていう意見が生まれて久しいですが、これだけインターネットが
普及したら動画を何で観るかという議論はあまり意味がないですね。
簡単にいうと面白い方を観るだけっていう。
結局
何で観るか
じゃなくて、
何を観るか
なんですよね。
そういう意味ではインターネット動画がテレビに追いつくのは
かなり時間がかかると思う。
(動画~連発!みたいな番組にうんざりしてるひとはわかると思う)
もっとも、テレビ番組の質の低下ははなはだしいので、
低いレベルでは追いつくかも知れないですが、きっと
その時にはどっちもみてくれないでしょう。
しかしなんでインターネットでみせるだけのビジネスが
したいんだろう?
見せる仕組みどうこうじゃなくて、コンテンツをどうつくるか
考えた方がいいと思うんだけど。
2009年3月13日
頭が固いWebの人が思ったこと
アドマンの
「ウェブの人」の方が頭が固い、って話。
を読んでちょっと感じたこと。
別にウェブの人がみんな頭が固いとは思わないけど、
この業界の人ってみんなまじめだなーと思うときがある。
自分みたいなWebの業界に新卒で入っているぺーぺーが
言うことじゃないんだけど、世の中を変えたいとかよくしたいとか
という目的のために必要なのは
「人生経験だ」
なんてよく言われる割にはいわゆる「ウェブの人」は
あんまり派手に遊ばないですよね。
(もちろんお金の問題もありますが、、、)
人生経験って仕事か遊びか家庭しかない感じするんですが
ウェブの人って若いし金ないし、その辺が頭が固いって
とこにつながるのかもなー。
2009年2月16日
ネットはゴミの山なのか?
ダイヤモンド・オンラインの記事です。
「かんぽの宿」騒動で分かった! 賛否両論なき日本のネットはゴミの山|岸博幸のクリエイティブ国富論|ダイヤモンド・オンライン
「ネット=ゴミの山」というのをメディア論を教えている方が
ネットに(!)公開しているのにはビックリしました。
民主主義が貫徹されるためには、どんな事象についても賛否両論が健全に展開されるべきです。そのためには、トーマス・ジェファーソンの言葉からも明らかなようにジャーナリズムが重要な役割を果たすのです。ところが、"かんぽの宿"から明らかになったのは、日本のネット上は同じような一面的な評論とその安直な引用ばかり、情報のゴミ溜めとなっており、今のままではマスメディアに代わってジャーナリズムを支え、民主主義を強化する器にはなり得ないということです。スキャンダルやゴシップの集積場でしかないのです。
なかなかきつい論理展開ですが、確かにインターネットはまだまだ
マスメディアに比べて2次リソースの展開の場になっている事が
ほとんどです。
ただ、それが「情報のゴミ溜め」ということになるかというと
ちょっと安直過ぎるような気がします。
そもそも個人的にはマスメディアが賛否両論を反映した健全な
ジャーナリズムだとは考えていません。取り扱っている問題に
よってはごくわずかの評論家による批判だけが飛び交っている
場合もあります。
それでも影響力は非常に大きいです。
インターネットというのはよくも悪くもマスメディアの影響を受けます。
もし多くの批判しかでてこないのであれば、マスメディアの影響が
そのようにしか視聴者に伝わっていないと考えても
言い過ぎではない気がします。
テレビで行われているディスカッションのすべてが視聴者に
理解されている可能性はそこまで高くないと思うので。
マスメディアのような1次リソースから、2次リソースによるそれを
受け取っているひと全体の考えなどのまでくみとれて初めてこれからの
ジャーナリズムが成立すると思います。
メディア論として、インターネットを単体メディアとしか考えず、
マクロな視点でこれまでのジャーナリズムをどう変えていくかを
論じていない記事にはちょっと残念な気がします。
2008年11月25日
ディスプレイ広告のポジショニング
ちょっと頭に浮かんだので忘れないうちにメモ。
ディスプレイ広告の需要低下を受け、AdBriteがクリック単価バナーを導入(TechCrunch Japanese)
ディスプレー広告の終わりが近づいている?(AdInnovator)
不況のせいでテレビなどのマスメディアから成果のわかりやすいネット広告に
シフトしているとちまたでは都市伝説的に噂になっていますが、ネットにだって
いろいろあって、いわゆるバナー広告などのリーチ系ディスプレイ広告
(「ブランディング系」という表現はちょっと違うと思うので)の人気が
下がっているという話。
「認知」をさせるため(ネット広告で言う"ブランディング"ね、、、苦笑)だから、
という言い分もあるのだけれど、どんなにリーチがある媒体でも「認知」だけで
言えばテレビにかなわないので、結局リーチでいえばテレビにかなわず、
ダイレクトレスポンスでいえば検索にかなわずの微妙なポジショニングが
人気低下を助けているように思う。
逆に言えばテレビと検索の間にあるものなので、二つの間に溝がある
プロモーションの場合、ディスプレイ広告が必須になり、一つ一つの手法を
点でみるのではなく線でつないでいく作業がより重要になってくる。
そう考えるとこれからのディスプレイ広告は
・リーチの小ささをカバーするターゲティング
・テレビなどのマスメディアの受け皿として機能
・ダイレクトレスポンス(主に検索)の誘発
+
効果を計る指標
をもってうまくポジショニングしていかないといけないのではないか、、、と。
もうちょっと考えます。
2008年10月20日
インターネットがない世界
僕はあまり携帯でインターネットを使わない。
普段から気になったことを検索することが多い自分としては
(僕にとっては)打ちづらい入力インターフェイスと画面の小ささが
なかなか受け入れられないままでいた。
どこかに行くときも行く途中で携帯で調べればいいものを、
わざわざ家で調べてからでる。
ただ、最近携帯を使う機会が多い。
理由は単純、「家にインターネット回線がないから」。
引っ越ししたてでまだ回線を引いてないからだけど、
こうやって実際インターネットなし(厳密には携帯があるけど)
で生活してみると結構普段からインターネット使ってるんだなーって思う。
一番驚いたのはインターネットがないとそもそもPCすら開かないこと。
PCよりも携帯の利用時間が長くなったってことはインターネットにデバイスが
依存してるってことですよね。
考えてみるとYahoo!、Gmail、YouTube、、、、などなど、PC開いて
ほとんどの時間ブラウザが前面にきているかも。
うちの家にとってPCはインターネットマシンでしかないようだ。
これからはパソコンの性能云々じゃなくて
「YouTubeがリモコンで操作できますよ~」なんてうたい文句が
購買につながるようになるのかも(少なくともうちの嫁は買います、それで。)
2008年7月25日
広告を計測する事自体はつまらない
自戒の意味を十分に含めて。
インターネット広告は計測できる事がメリットだったりするが、
mesureableな事が広告にとって完全にプラスだとはいえない。
むしろマイナスなんじゃないかと思う事さえある。
2008年6月22日
ホカベンを観て
ちょっと時間差のネタになっちゃうんですが、
先週新人弁護士が法律のあり方について悪戦苦闘するドラマ
「ホカベン」の最終回でした。
途中で出て来た「法律は武器だ」ということば。
「法律」というのはあくまで「法律」という無形のものでしかなくて、
結局は使うひとによるんですよね。
むりやり仕事の話にこじつけちゃうようですが、
「マーケティング」とか、「広告」とか「テクノロジー」とかって
結局それを使うひとによるんですよね。
でも
・マーケティング戦略っていっておけば何とかなる
・それなりのところに広告を出せばひとが集まる
・テクノロジーは導入するだけで効果があがる
というひとが「インターネット広告業界」という若い業界に
たくさんいる事も事実。
「同じ会社でもコンサルタントの質によって違うよね」というように、
既存の「商品」を中心とした視点ではなく「ヒト」を中心とした
モデルにならないと労働集約モデルの中でひとが埋もれていくんだろうな。