次世代の検索エンジンたち
世の中にはGoogleだけでなく、いろいろな検索エンジンが存在する。
その中でも新しい技術や概念を盛り込んだ検索エンジンを2つ紹介。
海外には実の多くの検索エンジンがある。動画、写真、オーディオ、ファイナンス、映画、人材、物件
、、、などなど、コンテンツの種類の数だけ検索エンジンがあるといってもいいくらいだ。
また、最近のウェブサービスでは必ずといっていいほど検索機能がついている。これはコンテンツ量が少なく
カテゴリーなどでまかなわれていた時代が終わり、ウェブ上のコンテンツが日々肥大化を続けているため
ユーザーが的確な情報を見つけ出すことが困難になっていることと結びついている。
コンテンツ提供者としては大規模なコンテンツと各ユーザーのニーズを結びつけるために検索は
必要不可欠であり、ユーザーとしても自分のもっともほしい情報を探し出すためには検索をうまく
使いこなさなければならなくなった。
そんななかGoogleは(少なくともアメリカでは)最大の検索エンジンとして成功しているが、
上で述べたように世の中にはいろいろな検索エンジンがあり、それらを使いこなしていくことが
理想的ではある。
–横断型検索エンジン—
そのような複数の検索エンジンの横断検索を可能にするのがMYCOMジャーナルで紹介されている
「sidekiq」である。
Ajaxな検索サービス”sidekiq” – Googleユーザもお試しあれ
(以下引用)
「執筆現在でsitekiqに用意されている分野は次の通り。
* Web
* Web(ビジュアル)
* ビデオ/テレビ検索
* ビデオ/テレビチャンネル
* 画像
* オーディオ/ポッドキャスト
* ラジオ
など
(中略)
分野を選択すると、その分野の一番上の検索エンジンを使った検索結果が表示される。別の検索エンジンを使いたい場合は、順次ほかの検索エンジンをクリックしていけばいい。」
ざっと並べただけでもかなりの検索がひとつの検索エンジンで可能に。
マッシュアップを駆使した「Web2.0」的検索エンジンといえる。
–分類型検索エンジン—
割とあいまいな検索ワードの場合、情報が多岐に渡りすぎて情報が拾い出せない、
だがどのような分類に分けたらわからない!という人にお勧めなのが「grokker」。
残念ながら日本語には対応していないようで、海外の情報に限られるが、
キーワードを入力すると検索結果がプルダウンで分類されて表示される。
また、「Map View」を押すと円形のカテゴリーわけで各検索結果が分類され、
視覚的に情報が切り分けられている。
絞り込みもされているので、初心者だけでなくひとつのワードに対してウェブの情報が
どのように分布しているのかを視覚化するツールとしても利用できる。
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大手ではYahoo!では「ソーシャル検索」を推し進めている。このようにいろいろな
検索方式が出てきている中で、Googleはどのような次世代検索エンジンを作り上げるのだろうか。
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