ワークシェアリング
昨日のテレビで「ワークシェアリング」という
話をやっていました。
ワークシェアリング – Wikipedia
要は不況で仕事は減ったけどその分誰かをクビにするんじゃなくて、
みんなで仕事を分けて乗り切りましょう、という仕組み。
確かに僕が一度解雇されそうになった労働者だったら
助かると思うけど、この多様化した日本の会社組織の中で
「僕、みんなより仕事できないから切られるかも」
と思っている人の割合ってどのくらいなんだろ?
きっとみんなそれより
「(誰かのために)仕事減るのかー、、、。」という方が
圧倒的に多数を占めると思うけど、、、。
あと(というかこれがメインですが)、会社の生産性って
スポーツによく似ていて、高めるためには日々の鍛錬と
多額のコストと時間がかかるのに、低くなるのは何もしなくても
すぐに起こる。
生産性を維持するためには、
仕事が減ったからそれぞれの賃金を減らす、じゃなくて、
減った分の仕事だけほかの仕事を増やさないといけないと思う。
特に社員の意識の中で「仕事が減った」という意識が
なるべく出ないようにするのが重要。
人件費を減らすなら日々の業務の対価じゃなくて、
ボーナスのようなところから減らすべきかなと思います。
どの会社でも手が回らなくて全然進んでいなかったプロジェクトが
あるわけで、この際どんどんやって社員一人一人の意識の中で
仕事が減らないようにしつつも、新しいビジネスモデルの構築など
このタイミングだからできることを進めるべきでしょうね。
*11:41 追記
資本主義の中で会社が生産性を落とす判断をするのは
自殺行為なので、
派遣切りへの批判 と 生産性低下のリスク
を天秤にかけて生産性のリスクをとるのは経営者として
どうなんでしょうね。
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