[adtech] “What Does ‘Demand-Side Platform’ Mean To You?”を前半だけ訳してみた。
What Does ‘Demand-Side Platform’ Mean To You?(adexchanger.com)がちょっとだけ話題になっているようでしたので前半の「What does DSP (demand-side platform) mean to you?」の部分だけ訳してみました。(注:訳の精度は保証しません、、、のでまちがっていればご指摘下さい。)
「Demand−Side Platform(DSP)」とはなんでしょうか?(インタビュー)
Jeff Green(Founder and CEO of The Trade Desk)
■「Demand−Side Platform(DSP)」とはなんでしょうか?
Jeff:
・アドテクノロジーに関する残念なことのひとつに「言葉を荒廃させる」ことがある
→初めてアドエクスチェンジ(AdECN)を2004年に作った際にその渦中にいた
→その時の考え:”We’ve created an ad exchange and we’re fair, neutral
and transparent – and we run an auction for every impression.”
→その後アイデアは広まったが、「アドネットワーク」と「アドエクスチェンジ」の違いがなくなり、
ほぼすべてのアドネットワークが「アドエクスチェンジ」か「アドマーケットプレイス」に変化した
→「exchange」という言葉が薄まり始める
→セールストークでは「エクスチェンジにはタイプがあって彼らは違うタイプです」とか
「私たちの競合は他社エクスチェンジではありません」とかグラグラ
・2012年はその2006年の繰り返し。「アドエクスチェンジ」ではなくDSP(Demand-Side Platform)になっただけ。
→本来は広告主側のプラットフォームを指すが、
「RTB(real-time bidding)でアドエクスチェンジの在庫にアクセスできるようになったよ」
だけでいうことも。
→多くのビジネスモデルが「DSP」というものの上に構築されている
→透明性をほぼなくして50%マージンなどでサヤ取りするアドネットワークに近いビジネスモデルとかまでも
→大抵のDSPと呼ばれるものが代理店であるか新しいタイプのアドネットワークである
→いくつかのDSPは「プラットフォーム」という言葉から導かれる以上のサービスレイヤーを持ってたりする
・(The Trade Deskは)数少ない「自身がプラットフォームである」といえる会社の一つ
→広告主向けプラットフォームであり、媒体社向けプラットフォームでもある
→実際はいろんな意味でDSPとは違うので、自身を「buyer’s platform」といったりする
→「buyer’s platform」として
・透明性を担保する
・顧客である代理店やアドネットワークがプラットフォームを使って
それぞれのアドバンテージを作り、守れるようなサービスレイヤーを構築できる隙間を残す
・多くのDSPがアドネットワークや代理店と競合しているが、他のアドテク企業と競争するのではなく
力を与える存在でありたい。
原文:What Does ‘Demand-Side Platform’ Mean To You?(adexchanger.com)
Categorised as: DSP, アドエクスチェンジ, アドテクノロジー