SEM-Analytics

ユーザー行動分析の「ClickTale」がアップデート

「ClickTale」はビデオ録画をするようにユーザーの行動を
キャプチャし、ユーザーのリアルな行動から通常のページや
フォームの改善などに生かすことができるツールだ。
ClickTale | In-Page Web Analytics: Visitor Movies & Heatmaps


TechCrunchのレビューではフォーム分析について書かれている:

新しいこのフォーム分析ツールソフトは、特に次の3点を見極めるとClickTaleが言う。
Time Report機能は、訪問者が各フィールドの入力に平均何秒かかったかわかる。
Blank Reportには、ユーザーがフィールドを空白のままにした頻度が表示される。
Refill Reportでは、ユーザーが間違えてフィールドに再入力した頻度がわかる。

(TechCrunch Japanese)
このサービスを最初に見つけたのはもう2年位前だろうか。
その当時はまだサーバーが安定していなかったのか、あまり
うまく動いてくれず、半ば放置していたのだが、最近アップデートされたらしい。
当時はクリエイティブ所属でIA(インフォメーションアーキテクチャ)的な仕事を
していたのでとにかくユーザーの行動を分析する仕組みを試していて、
ユーザーのクリックをヒートマップ形式で表示する「CrazyEgg」やこの
ClickTaleなどを使ってクライアントのサイトがどのようにあるべきか探っていた。
そのころはまだ「クリエイティブ=綺麗なものを作る」というイメージが強く、
「情報設計をする」という概念を持つ人が少なかったので(今でもそうかもしれないが、、、)
なかなか活用できていなかったが、クライアントのニーズにあわせて
今後は再考の余地がありそう。
このようなサービスをウォッチしているとつくづく「ひとつサービスを作る」ということ
以上に「さまざまなサービスを活用する」というヒトが少ない気がする。もっと
多くのテクノロジーを使いこなし、戦略に結び付けていくという市場を盛り上げていくために
何をするべきか考えていかないといけないな。


Categorised as: Webサービス, テクノロジー, デザイン, 海外


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