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mixbeat第9回ワークショップ:「スケジュール管理(構築?)」 

昨日はsmashmediaの河野さんが主宰する私塾、mixbeatのワークショップでした。
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当番はゲンさん、タケでした。
お疲れさまでした!
*mixbeatは単発のセミナーや勉強会では構築できない長期的な関係を利用したワークショップを行って成長したり、逆にワークショップを通じて信頼関係を築く場所です。また、可能な限りそこで得た知見を外部に共有できるようにしています。
詳しくはこちら
昨日のテーマは「やる気があるのに出来ないを克服(する手助け)」をするために「スケジュール管理」を学ぶことに。


事前にみんなに宿題として「自身のワークショップの準備での問題点は?」というアンケートが実施されており、そこで問題として、
「やることを決めたのに実行出来ない」
ということが挙がっていたことを説明。それを解決するための手段として
「スケジュールをきちんと作り、実行していくことが重要」
ということを仮説としてワークショップは進んでいきます。
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内容としては午前中は時間管理ついての簡単な勉強と当番側から経験の共有、実際にスケジュールを作ってみるという作業。午後はスケジュール作成の続きを行って提出、という流れ。
前半タケから時間管理術についての説明があり、参加者に対してある程度のベースカバーを試みていました。(ちょっと残念だったのは、スライドの作りが甘くて必要ないものが含まれていたり、スライドで見せるべき具体的な数字や表などがなくて口頭だったりしたのはもっと改善できたはず。)
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事前に足りない知識を入れてからやるというのは途中からあがってきたちょっとした設計の一つなんですが、闇雲にやればいいというわけではなく、なんでその知識が必要なのかという部分をきちんと参加者に伝えないといけないですね。いろいろと本の知識を説明していたのですが、一体何に必要なのかがわからなくて途中で全然頭に入ってこないことがありました、、、。
そして当番としての経験の共有。
ゲンさんとタケが実際にこのワークショップのスケジュールを作った際のスケジュール表と最終的にチェックが入って修正が入ったものの比較を説明。
細かいところで言うと番号や担当をつけたりといったところの修正や、実際にスケジュールを運用していくにあたってのルール(毎日報告しあう、更新担当を決めるなど)も共有。
個人的な意見としてはルールはあまり作っちゃうとそれを守ることが目的になってしまうので、本当にそのタスクが必要かどうかとか、他にやるべき事が無いのかどうかなどは常に意識していないといけないと思う。むしろそれをサポートするのがスケジュールなのかな。
ここで質問タイム、だったのですがテーマ(やることが出来ない)と手法(スケジュール管理)の論理展開に関して参加者側から疑問が挙がります。
「スケジュールがひとつの要素として重要なのはわかるけど、やるやらないはその人のやる気(みたいなもの)に関係していて、スケジュール管理以前の問題じゃないの?」というもの。
これに関しては僕も同じく疑問に思っていて、みんなが問題と思っているところって、スケジューリングで解決できるところなのか?というのもありました。
今回の当番の話をよくよく聞いてみると、途中までスケジュールに関わるやりとりはルールが守れていなくて、後半は割ときちんと出来ていた、とのこと。じゃあ、そのきっかけはなんだったのか?そこが参加者としては気になるポイントで、みんなの問題意識にはそこに何かしらのヒントが有るのではないかということになりワークショップ自体が脱線。(最後までこの部分はくすぶったままになるのですが)とりあえず話を戻してスケジューリングの実践に進みました。
実際にスケジュールを作ってみる練習をしていくわけですが、そのお題となるのは去年1期生が行ったワークショップ「100人に聞きました」を再度実施するという設定で「実行可能なスケジュールを組む」というもの。
当時のワークショップの内容はこちら
第8回ワークショップ「mixbeat版クイズ100人に聞きました」(mixbeat活動報告ブログ)
まずは「100人に聞きました」のTV版オリジナルの動画を確認。それから行われたワークショップの内容を確認。作業自体は別室でペアで行いました。
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僕のペアは5月に一緒にワークショップを行うたつ兄。お互いすでに結構やりとりをしているし、改めてどういう日程がお互いやりやすいかを話し合う機会にもなったのでそれは良かった。mixbeatは会社ではないのでお互いのライフスタイルなどをしっかりと理解しておかないと連絡が取りづらかったり、うまく進められない原因になるというところは参考になりました。それはいろいろな部署と仕事をする際でも同じかもしれないですね。
実際に付箋などでスケジュールを作ってみたり。
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ちょっとバタバタしたけど自分のタスクのわけかたの癖みたいなのは認識できたし、改善点もいただいたのでその点はよかったのかな。(ちなみに僕のはタスクを細かく分けすぎて整理されていなかったりした。)
ただ、作ればいいというわけでもないので、作った後にどう更新するかとかモニタリングするかとかはまた別に考えるタイミングがあってもいいかなと思う。それぞれの環境によっても違うし、ワークショップでやるべき事かどうかはわからないけど。
個人的には結構消化不良なところが多かったワークショップでした。なんだかこうやって振り返りを書いていてもほんと活動レポートみたいになってる、、、?
僕が最初に失敗した時と同じように当番自身があまりイメージが出来ないまま突っ切ってなんとか帳尻を合わせようと頑張った、みたいなところがあった気がしてなんだかちょっと気になった。もちろん設計は当番なのでそこがすべて決めていくことではあるのですが、これだけワークショップを重ねてきていて、同じようなことでつまづくというのは今回の当番だけではなく2期生全体に問題もあるんだろうなぁ。ノウハウや知見は共有されるべきもの、という河野さんの言葉はもうちょっと真剣に受け止めないといけないなと思いました。
以下、塾長と事務局のブログ
mixbeat第9回ワークショップ(smashmedia)
スケジュールは目的達成のための手段でしかない。(目指せ!「フルスイング」人生。)
[Life]なぜやろうと思ったことができないか 2nd mixbeat 第9回ワークショップ(feel the wind)
活動報告ブログはこちら
【第9回】ワークショップ報告 (2期生のスケジュール管理)
P.S.
三期生の募集がはじまります。ご覧の通り大変ではあるのですが、こうやっていろいろできるのも、いろいろな意見をもらえるのも、なかなか社会人になると貴重だと思います。興味があるかたは是非、次回募集時に話を聞くだけでも。
塾生募集(mixbeat活動報告ブログ)
2010.03.13 事務局のブログ追記しました


Categorised as: mixbeat, ワークショップ


4 Comments

  1. 河野 より:

    > 2期生全体に問題もあるんだろうなぁ
    問題があると言うと誤解を生みそうなんだけど、もっとできることがあるだろうにという歯がゆさはあるね。ただ「もっとできるだろう」は俺ならばの話に過ぎないので、君たちにとっていまの状態が限界ならしょうがないと思う。
    と同時に、いつまでも「全員揃って」にこだわる必要もないと思うよ。ベストとベターじゃないけど、君がもし意欲があるのであればその熱が冷めないように選択的に立ち回ることも大事なことだと思う。

  2. Hideya KATO より:

    河野さん
    コメントありがとうございます。
    >いつまでも「全員揃って」にこだわる必要もないと思うよ。ベストとベターじゃないけど、君がもし意欲があるのであればその熱が冷めないように選択的に立ち回ることも大事なことだと思う。
    そうですね。「2期生全体が足並み揃えてみんなできるように!」という話をもちろん考えていたわけではないのですが、個人(というか自分)の主体性を考えないといけないと思います。

  3. はりなたる より:

    うわー。。。なんてタイムリーな(><)って感じのトピックでした。
    ちょうど今、個人的には「やりたくて間に合わない」いろんなコトと格闘中だったし、4月からは学生主催の企画イベントのスケジュールと進行に向けてのワークショップをやりたいな〜なんて思ってたところなので。
    近くにいたらお茶に誘ってもっと詳しく聞き出したいところです☆
    なんだかうまく言えないけど、ひでやのブログを読んでちょっと刺激をもらった感じ。ありがと〜(^^)今後も楽しみにしてます。

  4. Hideya KATO より:

    はりなたるさん
    コメントありがとうございます!
    僕も近くに入ればぜひ学生たちとワークショップやってみたいです。
    (さすがにニュージーランドまで行くわけにはいかないですがw)
    こうやってひとつひとつやっていることに影響を受けていただくのはとても嬉しくて、もっと頑張ろうと思います。

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