SEM-Analytics

[mixbeat] mixbeat showcaseに参加・お手伝いしてきました!

今日は朝からmixbeat showcaseというワークショップの運営お手伝い兼参加者として参加してきました。

mixbeat showcaseというのはこちらのサイトにも説明があるのですが、「本当に価値のある企業事例の共有のために」をコンセプトに僕が2期生として参加している私塾mixbeatの先輩にあたる1期生の高橋さんが立ち上げたセミナー形式のイベントです。セミナー形式といっても普段良くきくような「自社の事例説明」みたいなことではなく、むしろ逆に全く利害関係のない企業を取り上げ、関連する本を読み、調べた上で他の参加者に共有するという会です。

参加する側もスピーカーの説明を聞くだけではなく、説明の後積極的にディスカッションを行うことでより深い、自発的な理解を得られるようにという設計もなされています。

mixbeat showcase公式サイト
「mixbeat showcase」スタート / mixbeat showcase

■mixbeat showcaseって?

mixbeat showcase / act.02 開催いたします。

実は今回このイベントは2回目。前回は残念ながら参加できなかったのですが、今回は運営の高橋さんと事務局の藤田さんに声をかけていただいて、運営側の手伝いをすることに(他にもmixbeat内2期生・3期生からも手伝いがありました)。

僕自身外部の方とイベントをするのは2回目で、自己紹介から。

■プレゼン
自己紹介が終わってセミナーのトップバッターは運営メンバーの藤田さん。今回は
「ディズニーランド、キャストのモチベーションが高い理由は本当のところなんなのか?」
ということで数多くの本が出ているディズニーランドの人材についてのプレゼン。
他の遊園地であればあまり担当したくないと思われるであろう清掃員の仕事を「カストーディアル」という直接ゲスト(来園者)と触れ合ったり地面にほうきでの可愛く落書きする仕事としてイメージの転換を行ったそうです。

参加者からは勤続年数に関する話や結局「ブランド力じゃないか?」という意見も出ましたが、そういうふうに意見がかわせるのもmixbeat showcaseのいいところ。今回は特に企業の人事をしているメンバーもいたこともあり、より現場的な話ができたのでは。

2人目は運営側高橋さんのつながりで坂間さんより。坂間さんは実体験をもとにビックカメラの事例を共有いただきました。創業者新井氏が影響した陳列についてや他の家電量販店との違いについてディスカッションでは挙がっていました。さらには今回事前に確認出来ていなかった他店との違いについてミステリーショッパー的なことを実施して検証したら面白いかもしれないという意見もあがったり、距離感の近い今回のディスカッションならではの展開でした。

3人目は運営メンバーの高橋さん。日本コカ・コーラ社のブランド戦略の中でも「爽健美茶」の成功を取り上げ、既存にとらわれない価値や実際に商品のある現場での調査の重要性について本(こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる)の要約を行いました。非常に分かりやすいプレゼンでしたが実際に当事者である方の執筆である本のため時系列において都合よい解釈が本の中ではされている部分があり、その点もディスカッションで挙げられました。このケースに限りませんが、自分の所属していない会社の事例を説明するにあたり、客観的なデータと根拠を集めることはなかなか難しいというのも感じました。


■今後
最後に参加していただいたみなさんには色々と意見をいただきました。まだまだ運営やスピーカーの時間配分、そもそものプレゼンのフォーカスの当て方などなど改善点はあるものの、こうやって交流しながら事例の共有を行っていくというコンセプトには僕も含めみなさん共感していたのではないかと思っています。

今後は引き続きmixbeat showcaseの運営サポートなどもしていきたいと思っていますので、次回スピーカーをやってみたいとか、こんな事例の共有をしてもらいたいとか、あがってくるとすごく広がりができていいなと思っています。今回の参加の有無にかかわらず、ご意見、参加表明お待ちしてます!


P.S. 懇親会
懇親会は武蔵小山の中華料理店で。非常にリーズナブルなコースだったのですが、ボリュームが凄くて満足でした。こういう所でまたざっくばらんに話ができるのも一般的な企業セミナーとは違いますね。楽しかったです。


Categorised as: mixbeat


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>